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話題の決定版的大著『イスラーム国』電子版配信中!

2015年10月26日

Islam
今、世界の動きを理解するためには、イスラーム国のことを深く知ることが必要です。

イスラーム国はインターネットやSNSなどを巧みに駆使して、イスラーム国を信奉し、忠誠心を抱く若者を世界で爆発的に増やしていっています。

イスラーム国の信奉者が、日本国内でテロ行為を起こす危険性は、今後増えていくことでしょう。

イスラーム国は、国境などを必要としない歴史上初めての「国家」といえるかもしれません。

先進国の中で、イスラームへの興味、知識や理解が最も遅れているのは日本と一般日本人であるといえます。

本書の序で、著者のアトワーン氏が指摘しているように、日本は西欧諸国と異なり、これまでアラブやムスリムの土地を植民地化したことはなく、日本の奇跡的な経済発展が彼らの模範となったことで、アラブ人とムスリムにとって、日本はいまだに尊敬と敬愛の対象であるにもかかわらず。


今年の8月26日に単行本として刊行され、その決定版的内容が話題となったアブドルバーリ・アトワーン著(春日雄宇・訳/中田考・監訳)『イスラーム国』が、このたび電子版としても発売が開始されました!

もちろん中身は単行本と全く変わりません。
電子版ならではの特性を活かし、単行本では400ページ超の大著も、端末さえあればどこででも手軽にお読みいただくことができます。

また、本書では内容の性格上、イスラーム社会、イスラーム文化由来の独特の言葉が多く出てきますが、電子版ではすぐに検索サイトから調べることができます。

日本の未来にとって、「イスラーム国」の本質と実態を理解することは、もはや最重要課題のひとつです。

ぜひ、今回の電子本化を期に、本書をお読みいただければ幸いです。

担当:IKM

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世界的なアラブ人ジャーナリストによる、イスラーム国関連書籍の 決定版!! 『イスラーム国』本日発売!

2015年8月26日

Islamイスラーム社会に誰よりも精通した世界的なアラブ人ジャーナリスト、アブドルバーリ・アトワーン氏が執筆し、日本におけるイスラーム法の最高権威である中田考氏が監訳した、イスラーム国関連書の決定版『イスラーム国』が本日発売になりました。

欧米のジャーナリストをはじめ、最近では、敵対しているとみなされれば同じイスラーム過激派まで捕虜にされ、YouTubeを使って世界中に繰り返し流される、見るもおぞましい映像……。

欧米にくらべ、イスラーム過激派に関する知識や関心が希薄な私たち日本人は、身近な脅威としてではなく、「はるか遠く離れた地での出来事」として、単なる興味本位で捉えているかもしれません。

しかし、つい最近、日本人ジャーナリストと民間人が人質となり公開処刑されたように、もはや日本と日本人も、「イスラーム国」にとっての「敵」としてターゲットにされるようになってきています。

それでもまだ、日本人は、日本に住む自分たちにまでは大きな被害は及ばない、と考えているかもしれません。

また、「イスラーム国」は「国」ではなく、単なる新興の過激派組織のひとつぐらいにしか捉えていない方も多いでしょう。

しかし、実はアジアは、世界全体のイスラーム教徒の数の約60%を占める最大の地域である(特にインドネシアのイスラーム教徒の数は2億人を超えている)ことをご存知でしょうか?

「イスラーム国」が出現し、その後、急速にその勢力を伸ばし、「国家」として宣言した後、これを支持し、忠誠を誓う過激派やムスリム(イスラーム教徒)は急激に増えており、東南アジアの過激派やムスリムも「イスラーム国」を支持していく可能性があることは容易に考えられます。

そうなれば、「イスラーム国」の脅威は、もはや私たちにとって「遠い地域の他人事」ではなくなり、きわめて身近で現実的・日常的な問題となるでしょう。

恐ろしいのは、無差別な人質の処刑や、無差別な自爆テロなどだけではありません。

それは、彼らが自らの宗教的イデオロギーを実現するためには、私たちの一般的な倫理観や道徳観など関係なく、あらゆる手段を実行するということです。

そのためには、彼らは自己の目的を阻止しようとするあらゆる「反対勢力」に対し、「化学兵器」を使うことも一切躊躇しないでしょう。いや、その理想実現のためなら「核兵器」を使う可能性すらあるでしょう。

つまり、いま「『この国』の本当の姿」をしっかりと理解しておかなければ、もはや日本と日本人も遠くない将来、非常に重大な危機にさらされるかもしれないのです。
(さらに…)