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辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

高野秀行×清水克行・著

定価 ¥1,500(本体)+税
発売日 2018年4月5日
発行 集英社インターナショナル(発売:集英社)
ISBN 978-4-7976-7353-1 C0095
判型 四六判
ページ数 224ページ
ジャンル ノンフィクション    
概要
常識が覆され、新たな知が拓かれるガチンコ読書会!

ノンフィクション作家と歴史家が、「面白い本を読んだら誰かと語り合いたい!」と彼らの知性を刺激した古今東西の本をテーマに開催した読書会対談。

取り上げたのは、意図的に歴史と文字を捨てた人々『ゾミア』、武士とヤクザが渾然として一体だった時代の『ギケイキ』など8作品。それらをやさしく面白く読み解きながら、辺境と歴史というふたつの視点は、新たな発見を生み、既存の学説に異を唱える。

前著『世界の辺境とハードボイルド室町時代』同様、知的興奮に満ちた1冊!
充実の脚注付き。
目次
第1章『ゾミア』――文明は誰のもの!?
「文明から未開へ」逆転の歴史観
リーダーを生まず、文字を捨てるという知恵

第2章『世界史のなかの戦国日本』――世界に開かれていた日本の辺境
倭寇の後継者・秀吉のマッチョなコンプレックス
グローバルヒストリーからこぼれ落ちる世界の広さ

第3章『大旅行記』全8巻――イブン・バットゥータ三〇年の旅の壮大にして詳細な記録
イスラムのパワーと慈善思想が可能にした大旅行
女好きの旅行家がたどり着いたリゾートアイランド

第4章『将門記』――天皇を名乗った反逆者のノンフィクション
日本史上最大の反乱を描く中立的ノンフィクション?
将門が見た夢を頼朝が見なかったのはなぜか

第5章『ギケイキ』――正義も悪もない時代のロードムービー的作品
善悪を超えたピカレスクロマン
武士とヤクザが一体だった時代

第6章『ピダハン』――あらゆる常識を超越する少数民族
数もない、左右もない、呪術も神話もない
直接体験しか信じない人々に神の言葉を伝えられるか

第7章『列島創世記』――無文字時代の「凝り」
照葉樹林文化論をバッサリ否定
権力者はなぜモニュメント造営に走るのか

第8章『日本語スタンダードの歴史』――標準語は室町の昔から
伊達政宗が「田舎者」を自覚した瞬間
「なにをいっているのかわからぬ」島津軍?
著者プロフィール
高野秀行(たかの・ひでゆき)
ノンフィクション作家。1966年、東京都生まれ。『ワセダ三畳青春記』で酒飲み書店員大賞受賞、『謎の独立国家ソマリランド』で講談社ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。著書に『謎のアジア納豆』『アヘン王国潜入記』『移民の宴』など多数。

清水克行(しみず・かつゆき)
歴史家。明治大学商学部教授。専門は日本中世史。1971年、東京都生まれ。「室町ブームの火付け役」と称され、大学の授業は毎年400人超の受講生が殺到。2016年~17年、讀賣新聞読書委員。著書に『喧嘩両成敗の誕生』、『日本神判史』、『耳鼻削ぎの日本史』など。
推薦コメント
「ああ、僕に時間がもう少しあれば、このような1対1のゼミを受講してみたい」(HONZレビューより)
出口治明氏(立命館アジア太平洋大学(APU)学長)
関連リンク
高野秀行オフィシャルブログ
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