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書籍情報

一億総貧困時代

雨宮処凛・著

定価 ¥1,400(本体)+税
発売日 2017年1月26日
発行 集英社インターナショナル(発売:集英社)
ISBN 978-4-7976-7338-8 C0095
判型 四六判
ページ数 256ページ
ジャンル 社会/政治   
概要
事実に圧倒される、著者渾身の体当たりルポ
----これはあなたの明日かもしれない。


性的虐待の果て、路上を彷徨い、父親の子どもを産んだ女性。
長年の介護生活に疲れ果て、両親と共に心中を図った娘。
介護離職をきっかけに蓄えを失い、ホームレスとなった中年男性。
1600万円の奨学金を背負った大学院生。
老齢加算の廃止に喘ぐ高齢者たち。
税金の無駄遣い、とその生を否定される障害者・病者たち。
あたりまえの自尊心を奪いつくすブラック企業の激増、
住まいを奪われる原発避難者たち、性産業でぎりぎりの日々を営む女性たち。
そして、4割を超える非正規労働者の現在と未来。
現代のこの国に潜む、あらゆる<貧困>に斬り込んだ、渾身の1冊。
目次
1 「お父さんの子どもを産みました」──虐待の末、路上に辿り着いた女性
2 子どもの虐待と<貧困>──見えない孤立と声なきSOS、その傍らで
3 介護離職から路上へ、そして路上から支援者へ──親の介護から人生が一変して
4 「生き残ったのが、父じゃなくて私で良かった」──<利根川一家心中事件>裁判傍聴で明らかになったこと
5 スーパーグローバルな「おせっかいおばちゃん」──この国で生きる外国人を支える人々
6 原発避難者の今──「原発はもう安全」というストーリーが生み出す<貧困>
7 学生が1600万円以上の借金を背負うシステム──奨学金破産1万人・日本の特殊な現状
8 <アリさんマークの引越社>、その「アリ地獄」的実態 ──剥き出しの悪意と人権侵害の企業で闘う
9 性産業はセーフティネットたり得るか ──「風俗」と「福祉」を繋ぐ<風テラス>の試み
10 人の命を財源で語るな──<生存権裁判>が問いかけるもの
11 <相模原障害者施設殺傷事件>を受けて──<スーパー猛毒ちんどん>とALS患者たちの生きる実践
≪座談会≫ それでも私たちは生きていく──30代男女に聞く「非正規労働者」の現在・過去・未来

※本書はWeb連載『一億総貧困時代』に加筆・書き下ろしを加えたものです。
 1.5.7はWeb連載時のものをお試しいただけます。
著者プロフィール
雨宮処凛(あまみや・かりん)
1975年、北海道生まれ。愛国パンクバンドボーカルなどを経て、2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版)を出版し、デビュー。以来、若者の「生きづらさ」についての著作を発表する一方、イラクや北朝鮮への渡航を重ねる。 06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題や貧困問題に積極的に取り組む。反貧困ネットワーク世話人。09年~11年まで厚生労働省ナショナルミニマム研究会委員を務めた。著作に、JCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞した『生きさせろ!難民化する若者たち』(ちくま文庫)、『ロスジェネはこう生きてきた』(平凡社)、『14歳からわかる生活保護』(河出書房新社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社現代新書)、ほか多数。共著に『「生きづらさ」について 貧困、アイデンティティ、ナショナリズム』(萱野稔人/光文社新書)など。
推薦コメント
え、まさか、今のニッポンでこんなことが……と思ってるあなた。
これはあなたの明日かもしれない。
雨宮さんだからこそ聞き出せた、
現代ニッポンの“棄民”レポート。
上野千鶴子氏
関連リンク
雨宮処凛公式サイト
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